2026.10.13

自分に合った投資がみつかる。
マネックス証券「らしさ」を届けるコミュニケーション制作。

1999年創業のマネックス証券。
その歴史の中で培ってきた、マネックス証券が考えるお金との向き合い方を、
これから投資をはじめる人にもこれまでのお客様にも改めて伝えたい。
そんな思いから、今回、ブランドの人格をもって投資のはじめかたを紹介する
「イントロダクションサイト」を公開。

制作に携わった、マネックス証券の横倉さん、久松さん、mountの米道に、
サイト制作の過程とサイトに込めた思いについて聞いた。

メンバー

対談者

横倉さん

横倉さん

マネックス証券

久松さん

久松さん

マネックス証券

米道 昌弘

米道 昌弘

AD

ファシリテーター

仲橋 祥子

仲橋 祥子

Dir

撮影

山﨑 末鈴

山﨑 末鈴

Des

見えづらくなっていた、マネックス証券の個性

仲橋:
まず、このウェブサイトをつくることになったきっかけを伺いたいです。

横倉さん:
マネックス証券は創業から25年以上経っていて、理念や実践してきた歴史など、素晴らしいものがたくさんあったんです。ただ、点と点になって積み上がっている状態で、まとまった形で「これが私たちです」と言えるものが、見えづらくなってきているなと感じていました。

私はマネックス証券を、金融商品を売っている会社というよりは、その先にある人とお金の関係や幸せまで考えているとても温かい人生観を持った会社だなと思っています。
投資を単純に大衆化するのではなく、ちゃんと民主化していきたい。金融情報を発信するだけでなく、お客様自身にお金について考える知恵を届けようとしている。そういうところにも魅力を感じていました。

横倉さん:
新しく投資をはじめるお客様にも、そういうマネックス証券のことを伝えたい。口座開設をする手前に、自分たちの自己紹介をちゃんとできるものがあって、好きになってもらう。そういうことができたらと思ったのが始まりです。


——マネックス証券社内では、社長や役員も交えたワークショップで、自社の核となる考えを見つめ直していた。そこで浮かんだ課題を一緒に考え、形にしてくれるチームを探していた。

一見遠い存在の、マネックス証券とmountの引き合わせ

——マネックス証券が課題をともに考えるパートナーを探すなかで、候補に挙がったのがmountだった。横倉さんは以前からmountの仕事を知っていたという。

横倉さん:
私自身、前職のときからmountさんの仕事は知っていたので、「何かびっくりするものができるんだろうな」という期待はありました。
一方で、「金融とかできるのかな?」と。何が起きるか想像できない組み合わせで、正直どうなるかなと思いながらドアを叩きました。
当社にはクリエイティブディレクターがいないので、White Design社の後智仁さんにアドバイザーとなっていただきブランドのディレクションをあれこれ相談しています。mountさんを選んだのは、後さんの後押しも大きかったですね。

——mountは、これまで金融業界のウェブサイトを多く作ってきたわけではない。
横倉さんは、その異なる領域からの視点にも可能性を感じていた。

横倉さん:
絶対に、ウェブデザインの業界で尊敬されている会社と一緒にやりたいと思っていたんです。お金と人生の話は本来はすごくクリエイティブなはずです。「証券会社だけどmountを選ぶんだ、何か面白いこと考えていそう」ということが広がることで、クリエイティブな仲間が増えていくキッカケをつくりたいなと考えていました。

——米道も、最初の顔合わせを振り返る。

米道:
初めてお会いしてお話を聞いていた時、「課題を何とかしたい」というマネックス証券さんの思いを強く感じました。僕自身、投資を始めたのは2〜3年前です。何年も勧められていたんですけど、難しく感じて、ずっと重い腰が上がらなかった。だから、投資を難しく感じる人のハードルをどう下げられるかは、僕にとっても身近なテーマでした。話を聞くうちに、力になりたいという思いがふつふつと湧いてきました。

デザインの前に、みんなで同じ方向を見る

米道:
今回制作するサイトだけじゃなく、その先に続くサービスサイトも踏まえて、お客様がたどる道筋や大事な動線を見定めて、ちゃんと効くものにしましょう、と最初にお話ししました。
かわいいとか、おしゃれとか、かっこいいものを作るというだけでなく、マネックス証券さんにとって成果がでるものにするのが大前提だと思っていたんです。

僕らは機能するもの、効くものをデザインとして大事にしています。金融はこれまで扱っていなかったけれど、論理的に考えて、いろんな人のことを想像するという進め方は、いつもと変わりませんでした。

横倉さん:
mountさんからの「最初に方針書をつくりましょう」というご提案は、最大のサプライズでした。思っていたよりも、ずっと地に足のついたチームだなと思ったきっかけでした。

最初は、クリエイターのエゴが先行したらどうしようという心配もあったんです。なので、方針のご提案を受けたあとは、mountさんが本当に大きな耳で聞いてくれたなという安心感がありました。私たちがお伝えしたことを、意図が変わらない形で返してくれた感じがあって、ちゃんと伝わっている...!という、そういう嬉しさがありました。

投資が「自己実現ツール」って、どういうこと?

——方針を考えるうえでmountが向き合ったのは、投資これからはじめる人にも届く入口をどうつくるか、ということだった。仲橋と米道は、さまざまなお客さま像を想定しながら考えていた。
そのなかで手がかりになったのが、マネックス証券から共有された、投資を「自己実現ツールへ再定義」という言葉だった。

米道:
マネックス証券さんのオリエンシートで「自己実現ツール」という言葉を見て、「投資で自己実現って、自分が始めたときに思ってたかな」と考えていました。

米道:
欲しい家具や趣味のためにお金が必要で、そのために投資をするのも悪くない。「資産ってお金だけじゃないよね」ということに、はっとした時があって。マネックス証券さんが言っていた「好き」や「ライフスタイル」は、そういうことなんじゃないかと考えたら、スタート地点が見えてきました。

——米道が見つけた入口は、マネックス証券が以前から目指していたサイトの姿とも重なった。

横倉さん:
「You(お客様)が主人公」になっているサイトにしたい、という話を前から社内でしていて。この方針なら、こだわっていた、人の人生が真ん中にある見せ方ができそうだねと。

——商品から話し始めるのではなく、サイトを訪れる人の「好き」や、これから実現したいことから投資を考え始めてもらう。マネックス証券とmountは「投資を始めたばかりの人にどう届けるか」という問いに、ひとつの答えを見出した。

新しいものをつくるのではなく、「今あるもの」をどう届け直すか

方針が見えてくると、言葉やデザイン、イラストの制作が進んだ。

仲橋:
横倉さんが大切にされたことや、ずれてはいけないと思っていたことは何でしょうか?

横倉さん:
リブランディングではなく、私たちらしさをどう現代にデリバリーし直すかがミッションだと思っていたので、コピー1つとっても、上から教えるようなトーンになっていないか、マネックス証券らしさ、私たちらしさが表現できているかを1つずつやり取りさせてもらいました。

でも、私たちらしさの定義が最初からあったわけではなかったんです。一緒に探っていく中で、私たちから見えている景色を、mountさんがフレッシュな視点で引き出してくれた。その過程が大変でもあり、面白かったです。

——「マネックス証券らしさ」を探るやり取りの一つに、色の調整があった。

横倉さん:
最初にmountさんから提案されたカラーリングは、くすみカラーがお洒落なカルチャー誌のような印象でしたが、「これを新しいマネックス証券の解釈です、と社内に説明するのは少し違うな」と思っていました。そこから何度も話して、色を時間をかけてチューニングしていただきました。見えた景色は爽快で、感激しました。

仲橋:
はじめは、これまでと違った印象を作るために、黄色ベースではないデザインでご提案してました。ただ、「マネックス証券らしい」のはやっぱり黄色だな、と。試行錯誤の上、これまでにない組み合わせとして、黄色に発色のよい紫や緑を組み合わせることで、マネックス証券さんらしさは残しながら、これまでとは違う印象が生まれました。

米道:
僕らも、どこかでバランスを取って尖りきれない部分があったんですけど、何度も会話を重ねて踏ん切りがつきました。僕らだけではなく、マネックス証券のみなさんと一緒につくった成果だと思います。

——イラストの動きも、サイトの印象を大きく変えた。
実装提案でそれを見た久松さんは、当時の驚きをこう振り返る。

久松さん:
実装提案のときは、どきどきしましたね。イラストがただ並んでいるだけでなく、アニメーションで動き出した瞬間は感動しました。動き方のバランスもよくて、伝わりやすいし、見ていて楽しいものになったなと。

横倉さん:
実装は本当にブラボーという感じでした!マネックス証券の特長ページのイラストに、細かなところまで動きをつけてくださっていて、「やっぱりmountさんだな」と思いました。

——方針書で共有した考えが、画面の中で動き始める。横倉さんと久松さんの言葉からは、完成したサイトを目にしたときの喜びが伝わってきた。

サイトに託した期待と、これから

仲橋:
サイトを見た方にどう感じてほしいか、また、これからマネックス証券がどう認知されていってほしいか、お聞きしたいです。

横倉さん:
お客様にどう受け取ってもらえるのか、ドキドキしますね。今回のサイトは、マネックス証券のことをもっと知ってもらうための第一歩だと思っています。まだ伝えたいことはたくさんあります。まずは「全然違う感じの証券会社だな」「感じがいいな」と思ってもらえる、お出迎えの入口ができたのかなと。

——そして、期待しているのはお客様への変化だけではない。

横倉さん:
そして、社員が誇りに思ってくれたら嬉しいです。「私たちって、お客様に対してこういう温かい気持ちを持った人たちだよね」と感じて、自分の仕事に置き換えたらどういうことだろう、と考えてくれたら。

私は、ブランドのプロジェクトって、「自分の会社にもう一度恋する」みたいなイメージがあるんです。社員が「うちの会社、かっこいいじゃん」と感じて、このサイトが少しでもその背中を押すものになったら嬉しいですね。

米道:
それは僕もすごく思います。社員さんや周りの関係者にも広がっていくと嬉しいですし、その広がりが結果としてリブランディングにもなっていくと思うので。

久松さん:
マネックス証券はもう少しで30年を迎えますけど、若い世代の方々にとっては存在感が弱くなってきていると感じています。その他大勢の中の1社ではなく、「ユニークな会社」として共感され、一定の存在感をつくっていきたい。

米道さんが最初にプレゼンしてくださった競合分析も好きで。他社さんはセールスプロモーションや機能訴求に近いことをしている。そんな中で今回、僕らが情緒的なところからアプローチするのは楽しみですし、「それをやっているマネックス証券って違うよね」というところが、社内外に浸透していけばいいなと思います。

——サイトでは、ユーザーが選んだ好きなことや投資の目的に応じて、金融商品やサービスを紹介している。具体的にどんな商品をピックアップするかは、マネックス証券内で検討した。

横倉さん:
「好きとか目的を入口に」というコンセプトの先で、どんな投資の考え方や商品を提案するかは私たちの仕事じゃないですか。そこは私たちの責任だと思っていたので、大変でしたが一番やってよかった取り組みでしたね。今回、自分たちが発信すべきことは何なのかをたくさん考える時間があったから、この先はもっとスピーディーに展開していけると思っています。

マネックス証券が感じていた課題を解決し発信していく動きは、いま動き出したばかり。
この先も、マネックス証券の挑戦は続いていく。

つくることではなく、課題の解決が目的です。ぜひお悩みからお聞かせください。

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