2026.8.6
写真を撮り続ける理由

メンバー
執筆/撮影

タイ トウオン
Des
最近は猛暑すぎて、日本に来てから何度も夏を経験していますが、今年の暑さには毎日驚いています。地元の台北より暑いなんて、信じられません。
はじめまして、デザイナーのタイです。
暑さに負けて家で過ごす休日もしばしば。そんな日は、過去に撮った写真を見返したり、整理したりしています。ということで今回は、趣味で続けている写真について少し紹介したいと思います。
目次
写真を始めた理由
きれいな景色を見た時。美味しいものを食べた時。その瞬間を思いきり楽しんで、記憶の中に残す人がいます。一方で、私は「見て終わり」「食べて消えてしまう」ことを、どこか少しもったいなく感じるタイプでした。
私にとって写真は、思い出を保存しておく、外付けハードディスクのようなもの。
その時に感じた空気や景色を、後からもう一度取り出せるものとして残しておきたくて、写真を撮り始めました。
好きな被写体
写真を撮り続けていると、自然と好きな被写体が増えていきました。
飛行機の窓越し
旅行や帰国で飛行機に乗る機会は、思っていたよりたくさんありました。同じ路線でも、窓から見える景色は毎回少しずつ違います。

街並み
駅やコンビニ、何気ない通りなど、人の生活や営みを感じられる場所に惹かれます。普段なら見過ごしてしまう場所に目を向けることで、その土地らしさが少し見えてくる気がするからです。初めての一人暮らしも、高速道路が見える部屋にしました。


「上」にあるもの
きっかけは、かつてのヨーロッパ旅行で、いつもと違う写真を撮りたいとふと思い、そこで決めたテーマが、「上」でした。屋上や観覧車、街灯など、アジアとは異なる建築や街並みの中で、見上げた景色をひたすら撮りました。

撮り続けた変化
観察する時間が増えた
写真を撮るようになってから、歩く速度が少し遅くなりました。「なんとなく気になる」と思って足を止めたり、一度通り過ぎても引き返したり。以前なら見過ごしていた景色を、少し長く眺めるようになりました。
こうして景色を眺めたり、小さな違和感に気づいたりする時間は、結果的に普段の制作にも少し影響している気がします。
目的がなくても撮るようになった
昔は「きれいだから撮る」ことが多かったのですが、今は理由がなくてもシャッターを切ることがあります。あとから見返して、「なんでこれを撮ったんだろう」と思う写真もあります。
撮った写真は制作に使ったり、SNSに投稿したりするわけでもありません。誰かに見せるためではなく、その時に気になった景色を残しておきたい。後から見返した時に、「あの時こんな景色を見ていたな」と思い出せる。それだけで、写真を撮っていて良かったと思います。
夏の思い出
夏はまだ始まったばかりですが、すでに十分満喫した気分です。暑さから避難して、しばらくはクーラーの効いた部屋で、溜まった写真をのんびり整理して過ごそうと思います。
最後に、この夏に撮ったお気に入りを少しだけ。


